間違ったやり方で怪我や故障をしないための、ストレッチではやってはいけない事をまとめました。

疲労などで筋肉が緊張している状態でストレッチすると、いつもより関節の稼動域が狭くなったり痛みを感じたりする事があります。

これは当たり前の事ですので、無理して伸ばしたり痛みを我慢して行ったりしないように気をつけて下さい。

息を長く吐きながらストレッチすると、筋肉がよく伸びます。

逆に息を止めて行うと、筋肉が緊張してしまいうまく伸びません。

息を止めて行う人の多くは、必要以上に関節を伸ばそうと力を入れる事が原因です。

細く長く息を吐きながら、リラックスして行いましょう。

反動や弾みをつけてストレッチすると、筋肉や関節への負担が大きくなり障害の原因となります。

また、筋肉は急激に伸ばすと、反射的に縮まってしまう特性があるため、逆効果となります。

全身を脱力してゆっくりと行いましょう。

体調の悪い時や、極度な疲労時にはストレッチで疲労を解消する事よりも、安静にして体力を回復する事に専念して下さい。

また、筋肉や関節に痛みがあるときもストレッチは避けましょう。

しかし、軽度の筋肉痛などの場合は、積極的にストレッチを行い疲労を回復させましょう。